narrow down/drill down “絞り込む”を英語で何というべきか?

conduct
仕事や研究室で、「絞り込む」って日本語をよく使うよね。

例えば、「原因を絞り込む」とか「研究テーマを絞り込む」なんて言いたい時がよくあるよね。

これを英語で言いたいときは、“narrow down”って単語を使えばいいんだけど、この他にも、“drill down”とか、“filter”って単語も「絞り込む」って日本語に訳されるケースが多いんだ。

この3つの単語はもちろん異なる意味を持っているんだけど、あえて一言でニュアンスの違いを言うと次のようになるよ。

narrow down
可能性や選択の範囲を小さくする
drill down
データを掘り下げる、詳細情報を調べる
filter
不要なものを除く(その結果、絞り込む)

今日はこの3つの「絞り込む」の意味の違いと使いどころについて、具体的な例文といっしょにニュアンスを説明していくね。

narrow down


narrow”を辞書を引くと「狭くする」とか「絞る」って訳がのってるよね。実際のニュアンスもその通りで、「物事の可能性とか選択範囲をせばめる」って言いたい時に使うんだ。

つまり、「原因を絞り込む」とか「研究テーマを絞り込む」って言いたい時にピッタリの表現なんだよ。


次の例文は、脳の働きを司る「クリティック」が脳のどこに在るかを、実験によって限定したって内容のスピーチの一部だよ。

Through many such experiments, we were able to narrow down the identity of the Critic to just 12 cells.

幾多のこのような実験を繰り返し、 クリティックの所在を12個までに絞り込みました。

つまり、「クリティック」の所在の可能性を「絞り込んだ」って意味で“narrow down”を使ってるね。


次の例文は、新車のデザインについて、それを決めるときの難しさについて述べている文章からだよ。

We start out with 10 cars; we narrow it down to five cars, down to three cars, down to two cars, down to one car, and I'm in the middle of that killing, basically. Someone's love, someone's baby.
 
10台から始めそれを5台に絞り、そして3台、2台、最後に1台のデザインにする。そして私はそのある人の愛の対象、宝物を捨てて行かなくてはいけない。

たくさんある新車のデザインの候補(選択肢)を1台に「絞り込む」って意味で“narrow down”を使ってるよね。

drill down


続いて、“drill down”なんだけど、この単語の意味は「掘り下げて詳細な情報を得る」だから、一見すると「絞り込む」とは全然関係ないように思うよね。

でも、そもそも掘り下げるためには、まず絞り込みが必要だったり、掘り下げる目的が絞り込むためだったりするから、「掘り下げ」と「絞り込み」が同時進行で進む場合が多いんだ。

だから、ときどき“drill down”を「絞り込む」って訳してる記事を見かけるけど、その場合でも意味の中心はやっぱり「掘り下げる」なんだよ。


次の例文は、新車選びを手伝ってくれるサイトについての紹介記事からだよ。

If you are looking for a new car and don’t already know what you want, it is a good way to generate an initial list. You can drill down to get more details for each car.
 
新車を買いたいが、どれを買ったらいいか分からないというときは、最初におおまかなリストを作らせるといい。そしてそのリストを、自分の細かい希望に合わせて絞り込んでいく。

ここでは、“drill down”を「絞り込む」って訳してるけど、英文を読むと、「掘り下げて詳細な情報を得ること」って意味だってすぐに分かるよね。


次の例文は、薬の投与のデータ分析に関する記事の一部だよ。

How they treat it, the drugs, the components of it, their side effects, all of it in a rich environment, and you can drill down and see the individuals.
 
彼らがどのように向き合ったか、使用した薬品またその内訳、副作用、それら全てが見やすく表示されており、掘り下げていくと個々の情報が見られます。

この例文みたいに、特に、データを分析するシーンで“drill down”ってよく使われるんだ。

filter


最後に“filter”なんだけど、これは“narrow down”とは逆に、不要なものを除去して、その結果として絞り込むって場合によく使われてて、特に、インターネットやソフトウェア関連の話しで、よく見かける表現なんだ。

いま、インターネットには情報があふれているから、必要な情報に早く辿り着くためには、いかに不要なものを除去するかが大切だからね。


次の例文は、Pinterestって言うSNSサイトの、レシピを検索する機能についての説明文からだよ。

Going forward, when you search for a recipe or ingredients on Pinterest, you’ll be able to filter your results by category, in order to see only vegetarian, vegan, gluten-free or paleo meal ideas, for example.
 
Pinterestで食材をもとに検索する際、単に入力した素材にヒットするものが表示されるだけでなくカテゴリにより絞り込むことができるのが嬉しい。たとえば「Vegetarian」や「Gluten free」、あるいは「Paleo」などを指定することができる。

この例文では“filter”を「絞り込む」って訳してるよね。インターネットを使ってると、「絞り込み検索」なんて表現をよく目にするけど、これを英語で表現するときは“filter”って単語がピッタリなんだ。


サ~ンキュ~!pakorn
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