confirm/verify/check ニュアンスの違いと使いどころは?

Check list
確認する」とか「検証する」って言いたい/書きたい時ってしょっちゅうあるよね。そんな場合によく使うconfirmverifycheckの3つの単語の意味の違いと使いどころについて、今日は説明するよ。

まずは、それぞれの単語の違いが分かるように、一言で意味を表現すると次のようになるんだ。

confirm
 物事を確定する、確かなものにする
verify
 物事が正確なのか、正当なのか実証する
check
 点検すること(観察したり、相談したり、調査したり)

でもやっぱり、微妙なニュアンスや使いどころを理解するにはこれだけでは物足りないと思うから、いろんなサイトで実際に使われてる例文といっしょに詳しく説明していくね。


confirm


まずは、confirm から説明するね。

この confirm は、結局は「確認」って訳がピッタリな場合がほとんどなんだけど、さらにちょうど「ファイナルアンサー」みたいなニュアンスが含まれるんだ。

次の例文は、まさにその意味で使われているよね。

Please confirm the information you provided before submitting payment.
送金指図をする前に入力した情報をご確認ください


つまり、「物事があなたの意思どおりであること」を確認するとともに、「あなたの意思そのもの」も確かめてるんだ。そして、それには「物事を確定させる」という行為まで含んでると言うことなんだよ。

後から別の例文で出てくるけど、ホテルを予約した時なんかには、“confirmation”のメールを受け取る事がおおいんだけど、これは「これで予約を確定させますね」と言うことなんだ。


次の例文は、ネットでよくみかけるパスワードの変更のやり方に関する文章だね。

Type in your new password, confirm your new password, and click "Submit".
新しいパスワードを入力し、確認のうえ、"Submit"をクリックして下さい。

こんなふうに、ネットで入力した情報の確認を表現する時に、confirm ってよく使われてるよ。

また、パスワードを登録するときには、間違いを避けるために2回入力させられることも多いけど、その時の入力欄には“Confirm password”なんてラベルが付いていることが多いんだ。


次の、例文では、より確実にさせるために confirm を使ってるね。

Before repair, be sure to turn off the input source and confirm that input and output voltage have dropped down to a safe level.
 
修理時には必ず入力側電源を遮断し、本製品の入出力端子電圧が安全な電圧まで低下していることを確認して下さい。

この場合、ただ単に確認するだけでなく、「安全な電圧まで低下していることを確実にする」と言う行為まで求めているわけなんだ。

verify


次に verify について行くよ。

この verify を、日本語に訳すときは「認証」とか「検証」、「実証」という訳がピッタリだし、ニュアンスも同様に理解すればいいんだ。

つまり、「なにかによって客観的にそれが正しいことを確認する」と言うことになるんだよ。


次の例文はコンピュータのセキュリティに関する文章だね。

If the user trusts the CA and can verify the CA's signature, then (s)he can also assume that a certain public key does indeed belong to whoever is identified in the certificate.
 
もし利用者がCAを信じかつCAの署名が検証できたならば、その利用者はその証明書で特定される者がその証明書の公開鍵を所有していると検証できたことになる。

日本語訳を読んでも理解し難い文章なんだけど、覚えておきたいのは、コンピュータの分野で、セキュリティに関連した表現では必ずと言っていいほど、この verify が出てくるってことなんだ。


次の例文は、YouTubeのムービーが本物かどうかを「検証する」と言う意味で、verify を使ってるね。

So how do we sort through the deluge? At the TEDSalon in London, Markham Nolan shares the investigative techniques he and his team use to verify information in real-time, to let you know if that Statue of Liberty image has been doctored or if that video leaked from Syria is legitimate.
 
では、私達はこのような情報の洪水を、どう整理したらいいのでしょうか。ロンドンでのTEDSalonでマーカム・ノーランが語るのは、彼がチームとともにリアル・タイムで情報を確認するために使う、調査のテクニックです。ハリケーンに襲われた自由の女神の写真やシリアから流出したビデオは本物でしょうか。


多くの人がそう思っているように、YouTubeのビデオの情報が本当なのか、ガセなのかって検証するのは難しいよね。

でもそれを、「客観的に実証 = verify」する(しかもリアルタイムで)って言うことで、この「調査のテクニック」がすごいんだぞという事を表現してるわけだ。


次の例文はFacebookがニックネームを使用する機能を追加したことに関するものだね。

Facebook will tomorrow start allowing prominent public figures to verify their accounts and then opt to display a preferred nickname instead of their birth name.
 
著名なユーザーは、Facebookの認証を受けた上で本名とは違う通名の利用が可能になる。

この例文では、Facebookのユーザが確かに本人であることを客観的な方法で認証すると言いたいからverify を使ってるんだ。要は、「本人認証」って言いたい場合は、とにかくverifyを使うんだ。

次の例文は、上の例文の続きの文章だよ。

Tomorrow, some users with many subscribers will be notified through their profile of the option to verify their identity, Facebook confirmed with me. There’s no way to volunteer to be verified, you have to be chosen.
 
Facebookが私の取材に対して答えたところでは、明日、多数のフィード購読者を持つ一部ユーザーは、プロフィール・ページで「身元認証手続きをしますか?」という通知を受けることになるという。ただしユーザー側から認証手続きを申し出ることはできない。

ここでも、verify をこれまでの例文と同様の意味で使ってるけど、注目して欲しいのは“confirm with me”の部分なんだ。(以下、verify じゃなくて confirmについての説明ね)

confirm with ~”を辞書を引くと、「~に確認する」って訳が載ってるけど、そのまま上の例文にあてはめると「Facebookが私(この記事の筆者)に確認した」となってしまって、意味がぜんぜん通らないどころか、逆の意味になってしまうよね。

頭がこんがらがりそうだけど、confirmでは、物事の確かさを保証する主体はあくまで主語(この場合はFacebook)であって、そこに「with ~(この場合はme=筆者)」が加わる感じだと理解すればいいんだよ。

でも、それを表現するピッタリな日本語がないから、上の例文では「Facebookが私の取材に対して答えたところでは」って言う意訳になっているんだ。


同様に、“confirm with ~”を使っている場合でも、次のような場合には、訳として「~確認する」がピッタリなんだ。

Confirm your destination with the driver upon boarding the vehicle
乗車する際に、あなたの目的地をバスの運転手に確認してください。


check


最後に check についてだよ。

この check には、他の2つの単語みたいに、実証するとか確証するなんて意味はなくて、とにかく、「見る」とか「聞く」、「触る」みたいに何かを試してみるって意味で、日本語の「点検」と「確認」を混ぜて、もっと軽くしたようなニュアンスだと思うよ。


つぎ例文は、サイトに記事購読のためにメールアドレスを登録した後に表示されるメッセージだよ。

Please check your inbox for a confirmation email.
承認メールの受信を確認してください。


この例文では、単に「見てみて」と言う意味でcheckを使ってるね。

この例文ではconfirmも使われているけど、上のほうでも説明したように、こんな場合に送ってくるメールのことをconfirmationと言うんだ。


ところで、check を「何かが正しいかどうかを確認する」ために使う場合は次の例文みたいに、具体的に何を確かめるのかを示すほうが、誤解なく意図を伝えるためにはいいと思うよ。

Private Key uniqueness will be verified, and whether information is on a Certificate or Revocation Certificate currently in use will be checked.
 
ユーザー身元保護情報、公開鍵、および秘密鍵の一意性が検証され、情報が、現在利用されている認証書あるいは失効の認証書に記載されているか検査される

ただし、文意で何を確認すべきか通じる場合が多いから、次の例文みたいにすることが実際には多いね。

Before you hand in your papers, check your spelling.
書類を提出する前に、スペルを確認してください。

結局は、カジュアルな場合や「一般的な確認」はすべて check で済まして、ここぞっていう時に confirmverify を使うっていう風に覚えとくといいね。

その場合でも、check をおりまぜて表現を変化させるといい感じになるはずだよ。


サ~ンキュ~!


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